2022年12月29日
昔の仲間の成長に喜びを得ました
- 約5年前、高校を卒業後直ぐに当社とご縁あったメイちゃんが今日、訪ねてきてくれました。事務所の子と板場の子と3人でお昼に食べに行くんですって。突然の訪問だと思っていたので本当にびっくりです。話をしていると、当時一緒に働いていて、今はメイちゃん同様別の人生を進んでいる元同僚とも時々連絡を取ったり、あったりしているという。
石苔亭いしがはこうした仲間同士のつながりが本当にすごい。館を守る女将としてとても光栄なことです。
それはそうと、メイちゃんの最初の記憶が蘇ります。当時面接した時、メイちゃんはまだ19才、高校を卒業したばかり。普通だったらまだなんとなく、引かれたレール、或いはなんとなく用意されて、見えているレールに乗っかり、極端な苦労も背負わずにすすんでもよい年頃の時だったにもかかわらず、大人になろうと何かと必死に立ち向かい、乗り越えようと一生懸命な様子に映った事を今でもよく覚えています。子供ながらに頑張ろうと自分を鼓舞する姿は、私を「何か力になってあげたい」という気持ちにさせ、私自身当時はまだ大変な状況の真っただ中で、元気と勇気をもらったのだと思います。私は、頑張っている子がとても愛おしい。
助産師になりたい。とその為にお金を貯めたい言っていたメイちゃん、学費を貯めるために家を出て、自らの足で進もうとしていた19才。私も現場作りに手探りで大変だったので、正社員を望まないスタッフを雇う余裕はない中でしたが、ご縁が出来たんですよね。そして、予定通り当社を辞めて看護師資格を得る為の学校へ入学。そして今年助産師学校を卒業見込みとなり、就職が決まったと、報告に来てくれました。
本当に素晴らしいね。(^^)
頑張る人には、支えてくれる人達が集まる。
「愛される人になる事は、徳を得る事」
これは、私の考える「生きる意味」になる。
今日は素敵なサプライズがあったので、皆さんに共有したくなりました。こんな出会い、繋がりができている石苔亭いしだ、改めて、誇りに思います。