ご本人様御年、101歳。
耳の不便もあるとのことですが、
記憶力も会話も大変しっかりされています。
小学校4年生の時に担任の先生から和歌を教えて頂き、
そこからずっと和歌を書き続けてきたそうです。
80歳の時に詩集第1号
100歳に向けてまた詩を書きはじめ
写真がその本です。
昨年4月ご来館時に短歌膳「31膳」を召し上がり、
うれしくなって、当社での滞在を和歌にしてくださいました。
「三十一(みそひと)の 短歌ご膳 いろどり美(は)し
ゆっくり目で食(は)み味わひてをリ」
NHKあさイチにもご出演されたそうです。
色々とお話してくださり、
戦時中のお話をたくさんしてくださいました。
満州へ15歳で連れていかれ、
人の命が今よりも軽く扱われていた時代・・・
戦争中は食べるものもなく餓死する者と、
その辺にある雑草を食べて生き残った者と・・・・・
長岳寺の和尚様、山本慈昭様のお話もしてくださり、
大変知識の豊富な方です。
<阿智の長岳寺和尚様>
➢中国残留日本人孤児の肉親捜しに挺身し、
200人以上の孤児たちと肉親たちとの再会を実現させた人物であり、
「中国残留孤児の父」と呼ばれる方です。
➢映画「望郷の鐘」をご覧いただくとわかります。
https://www.manmoukinenkan.com/cinema-bokyo/