- 2年ほど前だったかしら?新しい自分の人生の挑戦の為に当社を卒業していった彼女がお友達と一緒にお客様として来てくださいました。とっても嬉しくて再開には「ハグ」してしまいました。まだまだ私が統率する会社としては課題が山積みであった頃、大学を卒業して入社してきました。新入社員は誰でも皆「期待と不安、そして希望」を心に秘めていると思います。そんな若い皆さんの期待に何としても応えたい。がっかりさせたくない。石苔亭いしだに就職して「よかった」。そう思ってもらいたい。その思いを強く抱え望んでいた当時の自分が蘇ります。退職という選択は確かにつらかったのですが、その頃には誠実な姿勢で会社に向き合い、迷惑をかける事が無いように・・・と紳士淑女な態度で互いを思いやりあいながら話を進めて行けるまでの環境と関係性が整っていたと感じます。彼女の退職も純粋な気持ちで応援し、見送ることが出来たと思います。彼女たちがいてくれるから、今の私がいます。そんな感謝の気持ちのみです。
彼女もまた同じような気持ちを持って売れたのでしょう。今回の宿泊、友人の名前で予約し現場のスタッフには内緒にしていたのですよ(*^^)v サプライズです。とか言って、いたずらっ子のような「キラッ★、キラッ★」するような気持ちで来てくれました。同期のメンバーもまだいます。皆笑顔です。そして、この話を聞いた別の退職した仲間も車を飛ばし会いに来てくれました。
幸せです。
共に過ごした時間の友が環境が変わってもこうして連絡を取り合い石苔亭いしだを目指して集まってくれます。私が思い描いた一つの会社の理想の形です。時代に合わないのかもしれませんが、良い仕事をする、お客様に喜んでいただける仕事をする、これらの基は従業員の方々の心の在り方です。「愛社精神」が育まれるような会社の在り方は私の1つの実現するべき目標です。本当に、ありがとう。という気持ちです。会社の思いに応えてくれる人達がいなければ、現在の会社の状態がどうなのかも知ることが出来ないままです。相手がいるから自分の現在をじゃっちする事が出来ます。