- 茶道研修を再開することがかないました。
しばらくあわただしく行うことができませんでしたが、
このたび久々の茶室での実施です。
和装で本格的な茶室での経験は
今後のスタッフの幅を広げるきっかけにつながると信じてます。
- 茶室の空間はミラクルです。
最初は確かに苦痛と感じる場合もあります。
それは、自分自身の器がまだなじまないからです。
その壁を乗り越えれることを本人が信じられるかどうか。
日本人の魂は必ずこのような空間の心地よさが心に響きます。
その感性の幅は、相手を思いやる力につながります。
立場や役職や年齢やそんな外部要因に意識をとらわれることなく
周りと自分との違いを飛び越えた一人の人として優しい気持ちで
接することができる感受性の幅を身に着けていただくことにつながります。
急がなくてもいいんです。
「習うより、慣れろ」
なんでも続けることが、新しい気付きの門を開けることへつながるものなのです。
少しづつ、少しづつ、経験を重ねて学び、自分自身という存在の美しさに一人ひとり気づいてほしい。
自分を好きになること、それは同時に周りの人を好きになり、感謝できる自分になってほしい。
そんなスタッフが石苔亭いしだに来られるお客様と接していただけたら、お客様はきっと石苔亭いしだに来たことを「よかった」
と思ってくださいます。
私は石苔亭いしだに関わる方々が、多くの優しい人たちに囲まれ、幸せと感じられる時間を過ごしてもらいたいと願っています。
そのために、頑張ります。
石苔亭いしだの空間を建物の力も借りながらより良いものにできるのは、そこに住まう人の心の在り方なのです。
石苔亭いしだのスタッフ一人一人の在り方が、石苔亭いしだを作り出しているのです。
そこが心地よい空気であれば、同じものを感じてくださるお客様が必ず集まってくださると、私はそんな風に願って頑張っています。