- 社員の皆さんと共感したいと思うことです。
自分のしたことで相手を悲しませてしまったり、不幸な気持ちにさせてしまったとき、本当に辛く、悔しく、情けなく感じます。
それは相手の期待に応えられない自分を目の当たりにするからだと思うのです。
人は相手の期待に応えられる自分になりたいと願っていて、相手の喜びを自分の喜びとして感じあえる仲間を欲していると思うのです。そうした環境や人間関係が整っているとき、日々の生活は豊かで幸せに感じられ、優しさも、愛情もにじみ出てくる。人として深さも増してくる。
他力本願では、見えてくるものも見えてこず、裸の大様のようなもの。おかれた環境をいくら嘆いたとしても、気持ちは一時晴れるかもしれないが状況が変わるわけではない。自分がいつもとは違う行動を日々積み重ねてゆく事で、あたらしい空気が動きだし環境が変わってゆくだろうとおもうのです。すべてのことはつながっている。自分だけ・・・と思うことがあった時は、それが誤った考えだと思い直してみるようにしてみては・・・
たとえば、地球は非常に大きいけれど、自ら光っているのではなく太陽の光を受けて光っています。太陽が光を失えば、地球もまた光を失います。
人にたとえてみるならば、会社でどんな立派な役職を持っていても、会社という光に照らされて自らも光っていることを忘れないようにしたい。
時に一個人に対して大した光もないことを痛感することもあるかもしれないが、周囲に与えている影響があることを知らなければならない。自分がどんな灯りを宿していたかその「質」を清めよう。
困難な状況や余裕がなくなったと感じる時ほど、つながっていることを思い出してみるのです。家族よりも長い時間過ごすことにもなる会社の仲間、仲間として進む道は会社という組織の中で皆同じ。その歯車が回りだしたら、みんなが幸せになる。お客様の幸せ、仲間の幸せ、自分の幸せ・・・です。仕事って、そういうものです。