- とうとう1年の最後の年「12月」になりました。気が付くとやっておきたいことが日々思いつき、気忙しさを感じております。そんな中,本日は「湯屋守様の降神際祭」です。今日から3月3日(土)までの間、八百万の神様に変わりひるがみ温泉郷の治安、訪れる皆々様方のご健勝をお守りっくださいます。
- 写真はその神事のため各宿の湯屋守様を集める作業や神事の様子です。思いを込めて新しいことを行うには最高の天候でした。作業をしている私達の背中には済んだ空と顔を出し始めたお日様です。本当にすがすがしい朝でした。この光景を見た時の感動を、本当にお伝えしたい。
- お伝えするだけではなく、どんなものでもどんなことでも感動できる状況はあるのかもしれません。そこに気が付き、心動かされ、優しく、この一瞬や、この世界が愛おしいと感謝したくなる心に多くの皆様が感じていただける機会をたくさん提供したいと心からそう思います。
- さて、いよいよ神事がとり行われます。朝市に出かけられるお客様も参加してくださり、今年は阿智第3小学校の4年生の子供達も校長先生と担任の先生と一緒に参加してくださり、大変盛大に執り行うことができました。子供たちの存在は不思議と大人たちへ笑顔と勇気を与えてくれるように感じます。
- 湯矢守様は12月から2月いっぱい八百万の神様に変わり、この昼神温泉の土地と人々をお守りくださる神様として存在します。大きなお口と大きく見開いた目で昼神温泉へ邪気が入り込まないようにと厳ついお顔でお守りくださっています。
- この間は八百万の神様は昼神温泉の湯はいり、1年のお疲れを払うと同時に新しい年のお湯にご利益が付くようにと各宿の大浴場でくつろがれていらっしゃいます。ですからこの時期の核施設の大浴場は、神様とご一緒に入られていることとなり、その証として入湯証なるものをご出発の際にお渡しさせていただいております。湯矢守様のお焚き上げは、来年3月3日(土)です。核施設の湯矢守様が天へお帰りになられる様は本当に見事です。是非大勢の方のお出かけを楽しみにしております。