- 2年前から心の中で芽生えていた思いが1つ実現した日です。小さな小さな思いの形。貴重な資金をどのタイミングでどこに使用するか、今後の会社の状況を左右しかねない大事なこととなります。そんな覚悟をして望んだ形。決断と引き換えに不安も抱えるものなのです。社長という立場になってそういった意識を学びました。
- 私には思い描く会社の在り方があります。しかし、もっともっと明確にその姿が具多的でなければ手には入らないのかもしれないと時々自分の至らなさに苦しくなります。望み続けて挑戦し続けてゆく事が社長の務めであると、あきらめるにはまだそれだけのことをしてないと感じてしまいます。その時が来るまで、積み重ねを行うこと。己の足元を正すこと。日常の整った生活習慣を心がけることは、私だけでなく全員にとって必ず己にも帰ってくる徳だと感じます。
- 社員の皆さんにも整った生活環境を身に着けていただき、強い心を育ててもらいたいです。職場環境の改善を図り、従業員食堂を、多目的休憩室へとリニューアルいたしました。本日はその完成祝いを兼ねたお披露目会を行いました。約30年、石苔亭いしだの先人の方々と使用してきた食堂の思い出に感謝をするのと合わせて未来への希望を抱いています。
- 昔の思い出がよみがえります。30年よりさらに昔、生卵が積まれたボールを囲んで卵かけご飯を一緒に食べてきた当時の社員のみなさん。あの時は、旅館業の仕事もよくわからず、連日新しい温泉地という評判で大型バスが入り、100名以上のお客様のお食事を出す、下げる、洗う、出す、下げる、洗う・・・だけに追われるような日々でした。そのころがあって今があるのです。感謝しかありません。また継続することの力と成果を身に染みて感じます。一人でも多くの人にこの思いをわかってもらいたいと感じます。