- 9月に行われた「栗矢の無礼講」の反省会が行われました。当番周りで今年は石苔亭いしだです。今年も無事12年目を迎えることができたことが、本当に感謝です。栗矢の無礼講は、栗矢地区の住民の皆様+宿泊施設+お客様との連携で出来上がっている活動です。
- 今日に来るまでには、簡単ではありませんでした。参加施設が集まらず、できなくなってしまいそうになることも正直ありました。阿智村の星空人気が高まり、お客様を呼べず、実施できなくなるのではないかと、そんな危機感を持つ時もありました。
- 今年は台風の影響で、雨が多く、室内での開催が多くなってしまっただけでなく、最終日の演者総出演でのぶち合わせも、台風直撃のため、断念せざるを得なくなってしまいました。
- 農耕民族である日本の文化には、古くから自然の恐ろしさと自然の恵み、その万物の力に「神」の存在を生み出しました。そして、四季折々に「祭り」という文化が生まれました。栗矢の無礼講は、その年の実りに感謝をし、神様とともに祝いと感謝を表すための栗矢地区で行われる「祭り」として生まれました。こうして、皆様と席を共にできたことに、心から感謝いたします。
話は変わりますが、久しぶりにお客様がわになって、当社スタッフの接客を受けながら石苔亭いしだのお食事をいただきました。とっても、とってもおいしかったです。長田板長の料理の味は、優しさを感じます。
この料理は、お客様の穏やかな時間と提供させていただくスタッフの所作や表情とがあって、一つの完成形。
大勢様だったり、宴席の場だと、当社の料理の印象は伝わりづらい可能性を感じてしまいました。