南信州地域は、樹齢300年以上の老桜をはじめ
樹形の美しい名桜が多く残されています。
現在、飯田市内の桜が見頃を迎えています。
本日ご紹介するシダレザクラは、
飯田城主 脇坂安政 お手植えの桜と言い伝えられています。
清々しい風に桜の枝がなびき、青空にピンクが映えてキレイでした。
すぐ近くには 権現社 白山社 があり、広い境内では厳かな空気が感じられます。
境内横の道は風越山への登山道となっていますので、
山登りへお出かけのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
阿弥陀寺のシダレザクラ
所在地・・・〒395-0077 長野県飯田市丸山町2丁目6728
品種・・・シダレザクラ
樹齢・・・推定400年
胸高周囲・・・4.2m
樹高・・・11m
シダレザクラは、バラ科サクラ属の植物で、エドヒガンを母種
とする一品種ですが、枝が下垂する特徴があります。
阿弥陀寺のシダレザクラは、飯田城主脇坂侯のお手植えの
桜と言い伝えられている由緒あるサクラで古木のうえ丈樹で
品格があります。推定樹齢は、およそ四百年と言われています。
樹勢、樹形が良く、木の大きさは目通り幹囲4.2m、樹高11m、
枝張りは東西14m、南北18.5mあります。
開花期は四月上旬で花色は、つぼみから開花の当初は深紅色で
最盛期には淡紅色となり、その見事さは風格があります。
隣接地には脇坂侯にゆかりのある千体仏観音堂と仁王門があります。
※近隣の桜開花情報は
飯田市ホームページ にてご確認いただけます。
※多くの名桜の周辺に駐車場はありません。周辺土地所有者・通行車両・歩行者への十分な配慮をお願いします。