2025年4月24日

一緒に働いてくださる皆様と、共感し合いたいこと。

一緒に働いてくださる皆様と、共感し合いたいこと。

仕事とは、生きる事、
「人としてどう生きるか」
そこが大切だと思っています。
仕事は自己成長の為の機会、
自己実現を成果としていける機会

人それぞれに与えられたステージがあり、
ご縁の仕事は自分に置き換えた時、「徳を積む」
日々の生きる姿勢のことを指していると思います。

皆様の素敵な人生の為に、
素敵な考え方を習慣づけてくれたら
嬉しいと日々願っています。

以下、共有したい、共感したい内容となっております。


日本の社会では、リーダーの資質として
「才覚」が重んじられてきました。
たとえば経済界では、才能にあふれ、
顕著な功績をあげた者が、
社長など経営トップに任命され、
高く遇されています。

しかし、昨今の不祥事を観るにつけ、
それだけで評価してはならないと思うのです。

「才子、才に溺れる」といわれるように、
才能をもって成功を収めたリーダーが
自分の力を過信して失敗してしまう
ケースがあまりに多いからです。

優れた「才覚」の持ち主であればあるほど、
その力をコントロールするものが必要となってきます。
それが、いわゆる「人格」と言われるものであり、
その「人格」を高めるためには、
哲学や宗教など聖賢の教えを通じて、
「人間としての正しい生き方」を
繰り返し学ばなければなりません。

「才覚」あふれるリーダーも、
この「人格」の大切さは十分知っており、
哲学や宗教についての知識も持っています。
しかし、知っていることと実践できることは違うのです。
多くのリーダーが、「人間としての正しい生き方」
などは一度学べば十分と思い、
自分の血肉になるまで繰り返し学ぼうとしません。

そのために、才に溺れるリーダーが続出するのです。
スポーツマンが毎日鍛錬しなければ、
素晴らしい肉体を維持できないように、
人間は少しでも心の手入れを
怠るとすぐに堕落してしまいます。

では、「人間としての正しい生き方」とは、
どのようなものでしょうか。
それは、高邁な哲学や宗教からだけ
学べるというものではありません。

われわれは、すでに子どもの頃に、
両親や教師から「欲張るな」、「騙してはいけない」、
「嘘を言うな」、「正直であれ」というような、
最も基本的な規範を教えられています。
そのなかに、「人間としての正しい生き方」がすでに示されています。
まずは、そのような単純な教えの意味を改めて考え直し、
それを徹底して守り通すことが大切です。

人生の成功、不成功のみならず、
経営の成功、不成功を決めるのも人の心です。
京セラの稲盛さんも、創業直後から人の心が
経営を決めることに気づき、
それ以来、心をベースとした経営を実行してきました。