- 今年の新年も紫宸殿の宴でお客様にご挨拶をする事だ出来ました。子供が小学校、中学校になったころから親としての時間も作りたいと思うようになり、現場のスタッフと高めあいながら力を借りて、夕方には帰宅するようになっておりました。舞台の挨拶をするのは本当に久しぶりです。毎日やっていたころを思うと、随分下手くそになってしまったと、自分に残念です。
- こうして朝から就業時間までかいる事、スタッフが帰る時を「お疲れさまでした」「ありがとね」と声を掛ける事。こうしたことが出来る事が、私にとってはとても重要です。昔はずっと意識して行っていました。子供を理由にしなくなってから、それが当たり前となり、周りも私が気にするほど、大げさな事ではないのかもしれないと感じていましたが、やはり考え深いものがあります。いろいろと感じます。考えます。そして、考えすぎて不安が大きくなると、その思いを振り払い、頑張らなくては・・・と自分を鼓舞します。
- 紫宸殿の宴は、他の施設では味わえない石苔亭いしだだけの魅力の一つです。旅館での時間の区切りにメリハリをつけ、お客様だけではなく、社員の方にも、仕事を通じて豊かな人生となるように、会社を作り上げてゆきたいと感じます。