2017年06月16日
6月15日のアンビリーバボー
- 6月15日のアンビリーバボーにご紹介された方は山本慈照さんといいます。
阿智村のご出身の方です。
中国残留孤児の肉親捜しに挺身し、200人以上の孤児たちと肉親たちとの再会を実現させた方です。
阿智村には、戦争に悲しみ、苦しんだその様子を後世に伝えるための資料館があります。
満蒙平和記念会館です。
そこには当時戦争中、中国東北地方にかつて13年間だけ存在した幻の国「満州国」。
ここに日本から約27万人の農業移民が渡っていった方々を「満蒙開拓団」です。
“満州は日本の生命線”-夢を抱いて渡った新天地のはずが1945年8月9日、ソ連の侵攻で満州は戦場となり開拓団の人たちは広野を逃げなければならなくなった時の様子、祖国に帰ることができなくなった人たちの戦前から戦後に至るまでの満蒙開拓の歴史をコーナーごと紹介されています。
戦後生まれで、身近な人の中に戦争に深くかかわる人がいない中で過ごしてきた私は、学校の授業で少し耳にした・・・
それぐらいの一般的な情報だけで興味をひかれなかったというのが正直なところです。
山本慈照さんという方の生き方を知った時、今までの自分をとても恥ずかしく思うほど心を動かされました。
是非、一度よってください。
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/museum/manmou.htm