- 南信州に春を告げる“座禅草”が昼神温泉のある阿智村の伍和地区で咲き始めました。
見頃はこれからとなり、同じエリアでは“福寿草”の可愛らしい花も開き始めました。
昼神温泉からは車で15分ほど。
今週・来週あたり昼神温泉へお出かけの方は、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
<座禅草> ※会場の看板より
サトイモ科の多年草で、赤紫の苞(つと)の中に卵形の黄色い花がのぞく姿が、僧が小さな御堂で座禅を組む姿に似ていることからこの名がつけられました。
また「達磨草」(だるまそう)とも呼ばれ、達磨大師にちなんでつけられたとも言われています。
褐色(個体によっては黄色)の仏炎苞(ぶつえんぽう)の中に丸い花茎があります。
水芭蕉に似ていますが水の中ではあまり育ちません。
阿智村では同時期に咲く「福寿草」同様、春の訪れを告げるうれしい花です。