南信州地域は、樹齢300年以上の老桜をはじめ
樹形の美しい名桜が多く残されています。
昼神温泉のある阿智村ではまだ桜が楽しめます。
本日ご紹介する「黒船桜」は、村の天然記念物に
指定されていて、1本の木とは思えない枝ぶりが大きな桜です。
近くでは清水が流れ、のどかな風景が広がっていました。
黒船桜 ※画像は4/6撮影
所在地・・・〒395-0401 長野県下伊那郡阿智村清内路721
品種・・・シダレザクラ
樹齢・・・推定160年
目通りの経・・・3.3m
樹高・・・10m
この桜は嘉永六年(1853年)に植えられたとあれており、
ペリー来航の頃と時代が重なるので、黒船桜と名づけられました。
枝垂れ桜の名木として村天然記念物に指定されています。
枝垂れ桜はエドヒガン(バラ科サクラ属)の枝垂れ品種で、
枝が長く、その名の通りしだれています。
清内路(せいないじ)には他にも清南寺の夫婦桜、
説教所の大桜が村天然記念物の枝垂れ桜として知られています。
本日は暖かな日差しに包まれ、絶好のお花見日和でした。
昼神温泉の桜は終わりかけですが、花桃が青い空に映えてきれいでした。