2026年10月15日

南信州の獅子舞

日本の獅子舞の源流は、飛鳥時代に伝わった伎楽(ぎがく)だといわれています。
その後、中世に神事芸能の「風流(ふりゅう)」が生まれ、この二つが大きな系統になったとされます。
古代に中国から伝わった伎楽・舞楽・散楽には「師子」という演目があり、
それが日本に定着して今日まで伝承されてきたと考えられています。

宮廷や寺院で演じられていた獅子舞は、平安時代以降、神社の神楽や、
農村で五穀豊穣を祈る行事と結びつきながら庶民に広まり、姿や舞い方が多様になっていきました。

ここ南信州では獅子舞は、伊那谷に彩りを添える風物詩として、地元の人びとに親しまれています。古くは数少ない娯楽のひとつであり、舞いに参加する人たちも見物する人たちもみな、獅子舞の季節の到来や五穀豊穣を祈る行事を心待ちにしていたことでしょう。

当館では、できるだけ文化的・民族的なものに注視し、

皆様にも地元の伝統芸能を楽しんでいただきたいと励んでおります。

能舞台で定期的に公演していただけるのは、
和芸の前田 朋さんの獅子舞です。目の前の能舞台での獅子舞は迫力満点です・・!

【プロフィール】
前田 朋(まえだ とも) 長野県伊那市在住。
信州は歌舞劇団『田楽座』にて十年以上の役者経験を経て、
現在『和芸師・とも』としてテレビ、CM出演なども受けながら全国各地でイベント、寄席、
大道芸を中心に活動。唄、獅子舞、神楽囃子、曲芸を得意とし、日本の『伝統芸能』を子どもから
大人まで楽しむ事のできるプログラムにアレンジして芸能の素晴らしさを『和芸師とも』からお伝えします。