毎年恒例、早春の風物詩のお雛様。
今年は1月20日から展示予定となっており、準備をしております。
能舞台に2百体のお雛様と、2千体のつるし雛、ヤークー様を能舞台にお祀りし、
今年も一年、皆様を病気や怪我から守り、幸せが満ち溢れるよう願いを込めて飾ります。
【石苔亭いしだのお雛様】
早春の風物詩、石苔亭いしだの雛人形は、
2百体のお雛様と、2千体のつるし雛、ヤークー様を能舞台にお祀りしています。
吊るし飾りは、それぞれ意味をもって飾られており、ひとつずつご覧いただけるのも
楽しみのひとつとなっております。
【お雛様の展示期間と喫茶「朝比奈」のご案内】
展示期間:2024 年1 月20 日 ~ 4 月3 日
※期間中も婚礼を承っております。
(お雛様に囲まれながらの婚礼は幸せの縁起と祈りに満ち溢れています)
※期間中(1/20-4/3)、ロビー喫茶「朝比奈」がご利用いただけます。
営業時間: 午前7 時~午後14 時 ※ ラストオーダー 13 時 30分
【雛人形の由来】
季節の節目である「節」の時期は、昔から邪気が入りやすいといわれていました。
五節句のひとつである「上巳の節句」(3/3)では、川で身を清める習慣がありました。
それがやがて紙などで作った人形に穢れを移し、それを川に流して邪気払いをする
行事へと変化していきました。
そして時代とともに人形作りの技術が発展し、川に流すのではなく飾る習慣へと
変化していきました。雛人形は、子供を病気やけがから守り、
幸せな家庭を築けるようにという両親の願いを込めて飾られていきます。
江戸時代に入ると、女の子の健やかな成長としあわせを願うための行事として
定着し、今の形式に至りました。
ひな祭りが定着した江戸時代頃から、ひな人形もより豪華になっていきました。
また、ひな祭りは「桃の節句」ともいわれます。3月3日が桃の花が咲く時期であること、
桃の花に長寿や魔除けの力があると考えられ、古くから親しまれてきました。
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【ヤークー様 ご由来】
ヤークー様は、12 月から春を迎える 3 月まで昼神温泉郷を
お守り 下さっている「湯屋守様」から発生した神様です。
湯屋権現様に代わっ て土地や館を厄災からお守りくださる「湯屋守様」に対し、
ヤークー様は人々を病や厄災からお守りくださる神様として坐してく ださいます。
ヤークー様の名前は、宮崎駿監督に命名して頂きました。
※当館では、『ヤークー様』を干支の姿に見立てて毎年1~4月の間、
能舞台にお雛様と合わせてお祀りをしております。
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【阿智村の桃の里】
阿智村では、4月には日本一といわれる程、見事な桃の里がご覧いただけます。
例年、開花は4月上旬で、下旬に見頃を迎えます。
全国から桃の花を観に、毎年約20数万人が訪れるといわれています。
※伊那谷から木曽谷を結ぶ国道256号線の「はなもも街道」には、
1万本の花桃が約40キロにわたって植栽してあり、開花の時季はドライブコースとして賑わいます。「はなもも街道」は車窓から花桃を楽しむスポットで、歩きながら観賞したいという方は、「昼神温泉郷(昼神の花桃)」、「月川温泉郷(花桃の里)」を散策するのがおすすめです。
※この期間はお部屋の空きが少なくなる為、お早目のご予約をお勧めいたします。