阿智村は長野県の木曾山脈の南部にあり、
八百万の神々の気配を色濃く感じる神々の山の麓にあります。
阿智村は古代律令による官道のひとつ『東山道』の道駅があり、
東山道最大の難所といわれた神坂峠の麓にあります。
この東山道は、近江(滋賀県)を起点に、美濃(岐阜県)を経て
陸奥・出羽国(東北地方)に通じていたとされています。
神坂峠を越えて初めての人里となることから、
旅人の印象に強く残り、「万葉集」や「新古今和歌集」などの題材に
なったことでも有名です。
阿智村の昼神温泉は、現在南信州最大の温泉郷として知られ、
年間を通じて多くの方が訪れています。