2026年6月20日
童画家【北島新平】に描いていただいた、幼い頃の思い出
高名な童画家【北島新平】と、当館のご縁をご紹介いたします。
先代である実父の恩師が北島新平氏であり、
創業の時に、まだ小さかった頃の私の幼姿を
描いてもらったのが、北島氏の作品でも時々出てくる「雪ん子」です。
豪華特製本の「ふるさと伊那谷童画の世界」にも、雪ん子が登場します。
小さい頃から、父から「この雪ん子は貴子なんだ」と言われて育ち、私も
深い思い入れがございます。
当館では創業より雪ん子がオリジナルキャラクターとして、
館内でも、雪ん子をさりげなく見える場所がございます。

【北島新平】
日本の児童文学界において、
温かみのある筆致と深いメッセージ性を持った
挿絵・童画を数多く遺した高名な童画家です。
福島県に生まれ、戦時中に長野県遠山へと移住した氏は、
中学校の美術教師を務めたのち、40代半ばから画家として
活動に本腰を入れました。のちに天竜川の流れる伊那谷
(現在の長野県飯田市南信濃など)を拠点とし、
地域の民話や天竜川の自然、そこに生きる人々の姿を
生き生きと描きました。画文集『天竜河童』や作品集
『ふるさと伊那谷童画の世界』には、その土地の風土への
深い愛着と畏敬の念が満ちています。
2021年に95歳で惜しまれつつ世を去りましたが、
没後も各地で原画展が開催されるなど、
その温かな筆致は今なお多くの人々の心を捉えて離しません。
(参考記事) 愛され続ける温かな筆致
https://www.chunichi.co.jp/article/433898

